近況情報

 

年度末のせいでしょうか、
学校、幼稚園からの食育の講演会の依頼が多く、
お子さんとお母さん共にご参加で
栄養の力、手作りすることの大切さなどを
わかりやすく、なるべく横文字を使わないで
お伝えしております。

最近は品種改良などでクセが少なくなったようで、
ピーマンを嫌うお子様は減りましたね。
なのに、依然と多いのが人参嫌いさん。

作り手のお母様のご意見として
「人参自体に美味しさを感じないので
 料理に必要だと思わない」
との回答があり、
『人参は英語でキャロット、
 体に必要な栄養カロテンの語源になるほど、
 カロテンをたくさん含んでいるんですよ』 と言った途端に
「まじ〜!!」
「やっば〜い!!」
「家で作る料理に使ったことない」 という言葉が
イキナリ飛んで来て、
逆に『マジ?』と応えてみました。

カレーに人参入れませんか? と聞くと
「水っぽいから入れません」とか
「買って持ち帰るのが重いから」
と、そっか、これからの料理にはこういう声も生かして
カレーの中の人参の必要性を説かなくてはと
逆に勉強させて頂いています。

質疑応答では、本当にびっくりする調理方法が飛び出し、
何かこうネタ帳のように書いておこうか迷うほど
「落し蓋をしてと姑に言われたんですがどこに落とすんですか?」
 →鍋の中に鍋よりも一回り小さい蓋かお皿か落し蓋という
  名前で売られているものを落とします。
  煮物をする時に少ない煮汁で炊き上げるための
  昔からの工夫ですね。
  江戸時代の文献ではすでに登場していますから、
  誰が考えたんでしょうね。
  ガスコンロではなかった時代には煮汁を少なくしても
  煮上がるというアイデア賞ものの調理法ですね。

「ご飯を美味しくしたいからミネラルウオーターを
 使うので、家計に響きますし、あまり美味しく炊けない」
 →ボウルにザルをセットして、お米を入れ、
   手早く水道水で洗い、水に漬ける時に
  硬水ではないミネラルウオーターにして下さい。
  美味しく炊けないのはお米洗いに時間がかかっているか
  炊くお水は硬水だからかもしれません。

「野菜は農薬が怖いので、切ってから水に漬けています」
→野菜はキチンと栽培基準があって、
 農薬が表面に付いた状態ではあまり出荷されていません。
 表面についていたとしても、流水でよく洗えば落とせます。
 切ってから水に漬けていると野菜の本来の栄養が
 水溶性なので、流出してしまいますからご注意を。

「下味ってどういう味ですか?」
→炒めたり、煮たり、焼いたりする前に食材に塩や胡椒、
 醤油を塗ったりして、食材の旨みを引き出す味付けです。
 などなど、質問は面白いものばかりではなく
 ちょっと怖いものもありましたが、
 これは、お母さんが子供の頃、母親との会話のなさでしょうか?
 食育の本当の意味はそこにあるのですけどね。

最近のお母さん達はスマホを使いこなして
すぐに検索されているというのに、
調理用語や素朴な疑問は検索されないのかなぁ、、、
ネットで検索するのも面倒なのでしょうか?

料理も人生も工夫次第ですよ♪