----------------------今月のメッセージ---------------------------
残念なご報告がございます。
令和5年7月31日、中山桜甫先生は、逝去されました。
通夜・葬儀につきましては親族内でおこなわれましたので、ご了承ください。
別途、偲ぶ会を開催予定でございます。
本ホームページでも告知を予定します。
以下に先生が、「桜甫の気持ち」として6月20日に書いたものが 見つかりましたので、
掲載させていただきます。
−−−−−−−−−桜甫の気持ち−−−−−−−−−−
佳(よ)き人は、人生の最後をどんな風に迎えようとも
心の中は厚情に包まれ、穏やかに旅立てるという
この世の我が身を受け容れ、諦めてこそ救いは与えられるものだという
もっと生きたいという望みがこの世で受け容れられなくても
その意思は大切な者へ受け継がれていくという
まだそれを体験していない私には、
漏れ聞いたようにつたえるしかないけれど
もしも私が旅だったのなら、お墓の中で眠ってなんかいない
病気で仕事で時間がなくて、出来なかった事をしているに違いない
そう、透明人間になったかのように
愛する人の傍らに寄り添っているかもしれない。
温泉に入って、映画を見て、外国旅行をして、
パスポートも要らなければ、お金もかからない。気楽なものだ。
多くの人が願うように泣かないで欲しいとは思わない。
泣いてください。
私が必要だった場面をたくさん思い出して、
いっぱいいっぱい泣いてください。
49日が終わるまでに流された涙が私の命の重み。
この世とあの世の狭間で、あなたに、あなたにお別れを告げながら彷徨います。
そしてその涙が乾いたなら、笑顔で言ってください。
「また会おう!」って。
桜が咲く頃に一度だけ思い出してくださいね。
桜という字の名前の女がいたことを。
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もし、可能であれば、先生とのエピソードや、先生への感謝の気持ちなどを、
「info@sakuraho.com」宛てに
写真などを添えて送信ください。本ホームページでも紹介させていただきます。
令和5年8月5日
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