----------------------今月のメッセージ---------------------------

 

あっという間に1年の半分が終わってしまいましたね。
時の経つのがホントに早い。
1年が過ぎるのを早く感じるのは歳を取った証拠と
何かの番組でお医者が語っていましたが、
哲学者ポール・ジャネ氏の『ジャネーの法則』と言い、
「時間の心理的長さは年齢に反比例する」という説だそうです。

つまりは新鮮な経験が多いほど時間の経過は長く感じるのだそうで、
単純に年数の問題ではなく、経験の積み重ねが増え、
その経験に関することの行動が増えるから短く感じない、
というような説明だったかな?

折り返し地点。
猛暑と大雨で始まってしまうようですが、
お元気ですか。

最近、めっきり徹夜が出来なくなってしまいました。
自分では徹夜して間に合わせなくてはと思って、
夜中の2時頃までパソコンに向かったり、
事務仕事をしたりするのですが、
12時を過ぎると眠気が勝ってしまって、
コーヒーや紅茶は全く効かず、おなかがたぽたぽになるだけ。
運転の眠気対策グッズも爽快感はあっても、
いつの間にか白河夜船、ベッドに行くことも出来ずそのまま爆睡。

仕事でご迷惑をおかけすることは出来ないから
すっごく頑張ろうとしているのだけど、
この歳になると睡魔に勝てなくて、
『この眠気で文章を打っていてもろくな文章にならないから
  明日、早く起きて打ち込もう』と結論付けてしまうこともある。
特に後世に残ってしまう文章を打ち込むときは
自分に言い訳してしまう。

朝早く起きても母のことで始まる朝のルーティンがあって、
ちょっとちょっとのことが重なっているだけだけど
2時間はすぐに経ってしまう。
睡眠不足に負けて日中もついついうとうと。
作業は殆ど進まない。
動けば良いのかも? と思い、
新商品開発や新ミュー開発夜中仕事にして動いてみたら、
改善点をメモしなくてはと書き物を始めた途端にZZZ ZZZ〜。
食事中でもお話をしていないと眠ってしまうため、
主治医にナルコレプシーかと聞いたら、
「僕も一日中、眠いんだよね〜」と剣もほろろ。

体に粘りがなくなったのか、根性が希薄になったのか、、、
これこそが歳を取ったということなんですね、多分。
集中力が落ちたというか、あちこちにガタが来る年齢ですから、
年々、処理能力が落ちてきて、案件は山積みになる。
1日に10のことをこなしていた50歳までと比べて
今は5をこなしたあたりで一日が終わってしまう。
ひどい時には3くらいしか終えられていなくて焦る。

ジャネーの法則とはちょっとだけ違って、
達成した事柄が少ないことで、
振り返ると時間が早く経ってしまうように感じる。
つまり、早く年が過ぎると感じる所以かと
悟り始める歳になってしまったのですね、私ったら。

25歳の時に大病をして、後長くても10年も生きられない と
余命宣告をされて、歳を取るのが夢でしたが
工夫して生きていたら、今年の秋には還暦になれます。
母を悲しませたくないから
母よりも1日だけ長く生きさせて下さいと
神社仏閣に祈り続けて35年。
母が長生きしてくれているおかげで私も生きています。

当時通院していた病院では、今では同じ病になられても
命の宣告をされなくなったそうです。
他の病院ではわかりませんが。

根本的な治療方法がないために
出た症状に対して対処療法のみで生きていますが
薬に免疫が出来てしまったり、
長く服用している薬のせいで別の異物が体内に出来たり、
原因不明の高熱や激痛に襲われて、
匍匐前進して仕事の準備をし、根性だけで立ち上がる事なんて
日常茶飯事でしたが、歳を取ったせいか、
急変が少なくなり、対処が間に合うようになりました。

長く入院をしていた時に仲良くしていた同病の患者さん達は
なぜか6月〜8月に旅立ってしまいましたので、
この季節になると身が引き締まる思いがし、
顔は鮮明には思い出せなくなってしまいましたが、
一喜一憂を共にした同病者たちを思い出します。

母と一日を共にしていると、日々、歳のとり方を
教えてくれているように感じます。
どんな事が不自由になるのか、どんな前兆があるのか、
どんな症状になるのか、どんな考え方になるのか、、、
学生の頃、傾向と対策という言葉を何度も聞いたけど
歳を取るのも介護をするのも傾向と対策が必要だと
ようやくわかってきた介護1年生は、
今月から2年生になります。

母も私も皆様もガンバですっ!
ジャネーじゃなくて、じゃぁね〜^^v

                        平成29年7月吉日

                           中山 桜甫